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凱旋門賞への道

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サトノ大躍進はアドバイザーの存在があった!里見オーナーの競走馬が急に走り出した理由とは?

2016年の年末、セガサミーホールディングスの会長である里見治氏が保有する「サトノ」の冠を持つ馬たちが、次々とG1を取りました。

サトノダイヤモンドの菊花賞に始まり、サトノクラウンの香港ヴァーズ、サトノアレスの朝日杯フューチュリティS、そして年末の大一番有馬記念でのサトノダイヤモンド。

里見さんはこれまで何年も馬主をやってきていて、セレクトセール超良血馬を何頭も高額で落札してきましたが、どうしてもどうしてもG1には手が届かないでいました。

競馬ファンたちは、「サトノの呪い」と言って、G1を取れないことを不思議がっていました。

どうしてあんなに良い馬をたくさん持っているのに、G1を取れないのだろう、と。

その里見オーナーのサトノ軍団がここにきて、一気に躍進を見せています。一体何が起きたんだ?何が起こっている?疑問に思う人もいるかもしれません。

この躍進は偶然ではなく、しっかりとした理由があるのです。

 

池江泰郎氏というアドバイザーの存在

実は、元JRA調教師の池江泰郎氏が、2013年の調教師引退後に里見治オーナーのアドバイザーとして就任しています

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里見氏は、池江氏に対して、「池江さんがもし調教師だったらどの馬を育てたいかという観点で選んでくれ」というオーダーを出して、里見氏は池江氏の助言に従ってセレクトセールなどで馬を購入するようになりました。

その池江氏の相馬眼が、今のサトノ軍団の躍進につながっているのです。

 

池江泰郎氏とは?

池江泰郎氏は前述したように、元JRAの調教師です。それもただの調教師ではなく、名調教師です。

もともとは騎手だったのですが、1987年に騎手を引退すると、調教師免許を取得後はメジロマックイーン、トゥザヴィクトリー、ステイゴールド、ゴールドアリュール、そしてあの怪物ディープインパクトを育てました。

その育成能力、管理能力ともに、JRA随一だったのは言うまでもありませんね。

池江氏の息子である池江泰寿氏も現在JRAの調教師となっており、三冠馬オルフェーヴルを輩出するなど、すでに超一流厩舎の道を歩んでいます。

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今年の菊花賞、有馬記念を勝ったサトノダイヤモンドも池江厩舎の管理馬です。

今後も、サトノ×池江のコンビは活躍しそうですね。