「シドニーでJ-shineとTECSOLの資格を取りました」／ブリスベン シドニーワーホリ体験記

ブリスベンへの留学、目的はもちろん語学学習でした。

私は学校の寮に滞在していました。部屋は３人部屋、私と台湾人とブラジル人。ほとんど英語が話せない私はまずコミュニケーションを取るのも一苦労でした。

知っている単語を並べ、身振り手振りのジェスチャーでなんとか会話していました。
授業が始まり少しずつクラスになれ始め、毎日同じメンバーなので友達も出来、「今すぐ帰りたい！」とホームシックになっていた私も、いつのまにか楽しいと思えるようになっていました。

■徐々にスムーズになっていく会話

授業は英語で英語の文法や単語を説明されるので、とにかく聞き逃せない！常に集中するので頭もすごく疲れました。

それでも、意味が分かったときや、外国人の友達とつたない英会話で教えあったりすることでみるみるうちに英語力もついてきました。

その頃にはルームメイトとの会話もスムーズになっていき、お互いのプライベートの話、将来の夢など夜中まで話す日もありました。

友達の輪が少しずつ広がり、寮生活仲間同士で、部屋に集まってお誕生日会を開くこともありました。それぞれの国でお祝いの仕方が違ったり、

時にはそれぞれの国の料理を一品作って…なんてこともあり、毎日がとても充実していました。

語学学校にいた期間は３か月ほどでしたが、英語力を求めていった私は、語学の他に国際感覚や国際理解、いろいろな国のいろいろな人の考えを知ることが出来、語学以上の大切なことを学ぶことが出来たと思っています。

■J-shineとTECSOL資格取得のためシドニーへ

その後私はシドニーへ移りました。シドニーはブリスベンとは全く違い、大都会！日本でいう東京のような雰囲気ですが、移民の地であることから本当にたくさんの国の人がいます。

日本料理屋さんやアジアマーケットも多く、手軽に日本食を食べることができました。

ここではJ-shine資格/TECSOL資格を取得するために訪れました。J-shineは１２歳未満の子どもたちに英語を教えるためのスキル、TECSOLは１２歳以上の子どもたちに英語を教えるためのスキルが身につきます。

将来、英語教師や英語を教える仕事に関わりたいと思っている人は、是非この講座の受講を検討してみてください。

この資格を取ることはすごく大変、という話は聞いていたので学校へ行く前から不安でいっぱいでした。

学校では、子供向けの英語レッスンの模擬テストを毎週のように行います。このための台本、教材、全て自分で用意します。朝から夕方まで授業を受け、レッスン内容を考え、教材、台本を作りを家に帰ってから取り組み、ほとんど眠れないまま次の日を迎えることも多々ありました。

週末にはクラスメイトと集まり、生徒役になってもらっての練習。とにかく時間も足りず、うまくいかないことに焦り、眠れず…今思うと凄まじい日々でした。

そんな学校生活も最終日を迎え卒業式ではともに乗り越えた仲間、厳しくも愛で溢れていた先生方と感度的な時間を過ごすことが出来ました。

■シドニーのお寿司屋さんでアルバイト

学校生活を終え帰国までの期間、シドニーのお寿司屋さんでアルバイトをしました。

現地の人と中々触れ合えずにいたので、実際働いて、注文を受けたり他愛のない会話をしたりと”生の英語”を感じることができました。

アルバイトをし始めた頃には現地で一人でどこかへ行くことも、一人でランチをすることもなんの抵抗もなくなりました。

こうして私の約１年の留学生活が終わりました。

■ワーキングホリデーで得ることが出来たもの

帰国して、このワーキングホリデーで学んだことは私の人生の中で本当に大きな意味を持つものであったと感じています。

日本でも英語の勉強はできます、きっと英語を話せるようになりたいだけなら可能なのかもしれません。

ですが、留学というものはそれだけでなく、外国人から見た日本、日本人、それを常に意識させられます。それがゆえに悲しい気持ちになることもありました。

しかし私はそれ以上に日本を誇りに思えたり、日本人でよかった、日本ってすばらしい！そう思うことが出来ました。

また、それぞれの国での考え方、価値観を知ることで自分の考えの幅も広がり、大きな視野で物事が見れるようになりました。

語学だけじゃない、それ以上のものを得ることが出来、あの一年は一生の宝物だと思っています。

（HN:ayaka　留学時の年齢:20才　性別:女性　滞在した都市:ブリスベン、シドニー）