語学留学とワーキングホリデーの読みもの

凱旋門賞への道

ドラマ情報やゲームアプリについて書いています。その他いろいろ。

オーストラリアのワーキングホリデーでカフェ勤務!「時給600円でも不満はありませんでした」

以前に短期でオーストラリアのブリスベンに語学留学をしたことがありました。

帰国後にその熱が冷めやらぬまま たまたま街中で見つけた「オーストラリア・パース」へワーキングホリデーをすすめるポスターに目がとまり、すぐさま次なる海外進出を計画をしたことが、パースとの巡り合わせでした。

 

パースってどこにあるの?

実際、オーストラリアというとシドニーやケアンズ、ブリスベン、メルボルンなどが有名でよく耳にしますが、パースってどこにあるの?という感じでした。

オーストラリア東部に主流の都市が集まる中、西部に位置するパース。

f:id:newyorker24:20160720201433p:plain

実際に行ってみた時の印象は、ブリスベンのように日本人だらけ、という印象もあまりなく、留学生、ワーキングホリデー目的もほどほどに混在している様子でした。

海も川も、オーストラリア東部ほどに人が入りこんでいないようで、新鮮で洗練された美しい自然がそこにありました。これが私にとっては居心地が良い環境でした。

 

まずはオペアでウォーミングアップ

私はまずエージェントを通したプランで、オペアという一般家庭で家事手伝いをしながら安くホームステイができるというプログラムに参加をしました。

そこで3か月ほど過ごし、オーストラリアの環境、文化、そして語学に慣れ、次なる仕事までのステップアップに備えました。

今思えば、若干の苦労はあったものの一般家庭での家事手伝いも家族の一員となれることは貴重で、良い経験となったと思います。

オペア - Wikipedia

ちなみに、オペアになるためにはいくつか条件があって、例えばアメリカだとこんな感じです。

アメリカでのオペア

  • 年齢:18歳から26歳の範囲である
  • 保育:200時間以上の保育経験がある
  • 仕事:米国で週45時間保育をする意思がある
  • 期間:1年間の滞在が可能である
  • 学歴:高校卒業以上である
  • 英語:基本的な英語力がある
  • 健康:良好で喫煙をしない
  • その他:未婚で犯罪歴がない

オーストラリアのオペアに関してはこちらをご覧ください。

念願のカフェ勤務♪そしてシェアハウス生活

そしていよいよ、エージェントが実際に働ける職場を見つけてくれ、兼ねてからの夢である現地のカフェで働くことが始まりました。

語学力もままならなかったため、苦労は多々ありました。

また、ホームステイ期間も終了になることから、現地で知り合った人の紹介でシェアハウスを見つけることができ、オーストラリア人のおじいさんと、日本人女性とのシェア生活が始まりました。語学力をとにかくつけたかったので、オーストラリア人と過ごせる毎日は実に刺激的で、学ぶことが大きかったです。

このおじいさんによると、日本人はマナーが良く、礼儀正しいということから常に日本人をシェアハウスに迎えているということでした。実際に、ほかのシェアハウスでも日本人オンリーというのをよく見かけたということは、同じような理由があったかもしれません。

それほどに信頼があついということは、同じ日本人にとって誇り高いことであり、また責任感もありました。そんなシェアハウス生活と並行して、ようやくワーキングホリデーとして働く生活が始まりました。

 

時給600円だったけど、不満なし!

勤務先のカフェのオーナーはドイツ人で、ドイツ語と英語が混ざっていることと、すぐに実践的な仕事で戸惑うこともありましたが、自分から積極的にこなすことしか上達の道はないので必死でした。

また、ドイツ人は意外と日本人と似たような感覚があるのか、仕事は細かく、丁寧でありながら、フレンドリーな様子が印象的で、ただ日本人ほどにお互いを干渉しないので、困った様子でも自分から意思を伝えないといけないことは大変ではありましたが、自分の新たな一面をかえるいい機会となりました。

エージェントの紹介や語学力もあまりないこともあり、時給として600円ほどではありましたが、自分にとっては稼ぐ目的よりも現地で働く経験から得るものの方が大きかったので、金額面ではそこまで不満はありませんでした。

もっと稼ぐことが目的であるならば、ジャパニーズレストランで働くか、田舎でファームステイをしてピッキングの仕事をするなどが手段としてあります。

ワーキングホリデーといっても、どう過ごすのか、目的は何かを明確にすることが何より大事なことだと思います。

苦労もありながらもそこから見えることは後に自分の自信に繋がると思います。私はそれが人との出逢いでした。語学の壁には苦労もありましたが、挑戦する気持ちは伝わるものだということです。人との出逢いは偶然で必然で、一生ものです。

私がワーキングホリデーで体験した自分の人生の時間は、一生の宝です。