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1度は訪れたい世界の中心エアーズロック

私がオーストラリアでおススメするのは世界の中心のエアーズロックです。

名前を聞けばみなさん、写真などで見たことのある1枚岩をイメージすると思います。そうなんです、山でなく1枚の岩が高さ348mもあるなんてすごいと思います。

エアーズロックはアボリジニーの聖地としても有名です。長年、植民地や虐殺をされてきた経験のあるアボリジニー達が守ってきた神聖な場所なのです。彼らはこの場所をエアーズロックではなくウルルと呼んでいます。実はエアーズロックは後からついた名前なのですね。

しかし、私がエアーズロックを訪れた時にはアボリジニー達にとってウルルでもエアーズロックでも名前はどちらでも皆さんが神聖な場所と理解してもらえればそれでよいと説明を受けました。とても寛大なのですね。

 

世界の中心で愛を叫ぶ?

私がオーストラリアに行くことになったのは3年前です。

当時の彼と一緒に、初の海外旅行ツアーにチャレンジしました。たまたまオーストラリアへの格安ツアーがあったので申し込んでしまい、せっかく行くなら世界の中心で愛を叫ぼうかなどと冗談を言いながらエアーズロック行きを決めました。

 

日本からのアクセス

日本からは飛行機でまずケアンズに行きます。そしてケアンズで1泊し、翌朝に飛行機でエアーズロック空港に向かいました。

ケアンズも海はきれいで、素敵な町でした。魚介類も多く、海外で生ガキを食べましたがあたることもなく、とっても美味しく頂けました。

さて、エアーズロックへはケアンズから2時間半ほどで到着します。

気候は、ケアンズより気温が高く日差しが、とても強いです。常に帽子をかぶっていないといけないほどでした。

 

観光の拠点エアーズロック・リゾート

エアーズロック空港から少し離れた場所に、エアーズロック・リゾートがあり、そこが観光の拠点となります。

とても広い土地の中に、ホテルがいくつかあり中をバスが巡回しています。買い物をする場所があったり、スーパーがあったりしました。オーストラリアのお土産を買うにはとても便利でした。

エアーズロックはオーストラリアの国立公園内にあり、国が管轄しています。ホテルを出るときに、きちんと決められた量の水をもっているかもチェックされました。水分不足で脱水になる可能性もあるからですね。

 

山頂は言葉では言い表せないほどの感動

そしてメインはエアーズロックの登頂でした。低い岩といっても目の前にすると、とても急でした。そして登山口には看板が立てられていました。命を大切にしてください、何人も亡くなっていますというアボリジニーからのメッセージです。神聖な場所で観光客が命を落とすなんてひどい話ですね。自分も登るかどうか迷いました。しかし、せっかく来たから登ろうという気になってしまいました。

日本の山とは違い、登山道が整備はされていません。一歩間違ったら、落ちる場所はいくつもありました。怖さに耐えながら、一歩一歩進みました。

山頂での景色は、言葉では言い表せないくらいの感動でした。素敵な思い出を作り、今その彼が夫になっているので、愛を誓ったのだなと思い出がよみがえります。ただ、登らなくても周囲を散策するだけでも十分です。

ガイドさんから色々な歴史も聞けるのと、アボリジニーの壁画がいろんな場所で見ることができます。

エアーズロックでの食べ物は、あまり記憶にない程度でした。

しかし、どこへ行ってもハエがものすごく多いです。数が多すぎるので飲食店内にハエがいてもあまり気になりませんでした。虫が苦手な方は帽子などの事前対策が必要なので注意してください。

アボリジニーの聖地といいつつ今はすっかり観光地化されています。エアーズロックリゾートはすばらしい施設のような感じですが、やはりエアーズロックを見た時の感動は忘れられません。大きな岩に朝日や夕日がかかる時は絶景です。なんだか、小さな悩みがどうでも良くなって心がスッキリしてくる気がしました。パワースポットと呼ばれる意味があると思います。歴史も学びつつ、今ある姿を壊さないように観光客も注意したいものです。