語学留学とワーキングホリデーの読みもの

凱旋門賞への道

ドラマ情報やゲームアプリについて書いています。その他いろいろ。

カルガリーへの語学留学は買い物ができなくてストレスがたまった

私が27歳の時にカナダに行って語学留学した都市は、アルバータ州のカルガリーです。英語の語学力アップのために、カルガリーに語学留学にいくことにしました。語学留学自体は楽しく、そして勉強になりましたが、何が困ったかというと、買い物にいくのが大変だったということです。

 

学校の送迎はホストのママが

私はカルガリーの中心ではなく、やや西側の街にホームスティして、そして学校に通っていました。英語の授業が行われる学校は、街の郊外のエリアでした。

バスはあるのですが、本数があまりなくて不便です。一本を逃すと、次のバスまで何十分も待たなくてはいけないようはこともありました。

そういう状況だったので、なんとありがたいことにホストファミリーのママが、毎日車で送迎してくれたのです。初めの頃は学校と家の位置も分からず、送迎してもらえて本当に助かりました。

 

不便な交通機関と気を遣う買い物…

ただ、段々と慣れてくると、学校の帰りに寄り道をしたいと思うようになってきました。しかし寄り道をしたいと思っても、ホストファミリーが迎えに来てくれるのですから、どこかに行くわけにもいきません。

まるで小学生のように、きちんきちんと夕方になると家に帰って、そして英語の勉強をするという、理想的な生活を送ることとなりました。

また、もし自分でバスで買い物に行きたいと思っても、ショッピングセンターに行くバスは、やはり本数が少なく、そうそうぶらぶらすることもできません。どうしても必要なものがある場合は、ホストファミリーに頼んで学校帰りにショッピングセンターに立ち寄ってもらうのですが、そういう時、皆さんずっと一緒にいるので、好き勝手に買い物をすることは出来ません。

f:id:newyorker24:20160710082544j:plain

もちろん自分から一人で見たいといえば、快くOKしてもらえるとは思うのですのが、自分からショッピングセンターによって欲しいと頼んでおきながら、それで一人で回りたいとは、ちょっと言い出せませんでした。

こういうことに気を回し過ぎてしまうのは、やっぱり日本人だなあ・・・と思ってしまいました。

 

日曜日に丸一日買い物でストレス発散!

買物といっても、特にほしいものがあるわけでなくても、ただぶらぶらとお店を見て回りたいということもあります。何か「これ」というような買うものがないと、ショッピングセンターに行く事が出来ない日々は、相当私にとっては辛いことでした。

そして思いついたのが、日曜日に一日かけて買い物に行くということです。語学留学で知り合った他の日本人と一緒に、カルガリーの街中で待ち合わせをして、買い物をするようになりました。ついでにご飯を一緒に食べたり、お酒を飲んだりして、たまにはストレスを発散していました。

 

カルガリー人はなかなかストイック?

アルコールに厳しい北米ですから、街中でアルコールを購入して、ホームステイ先の自室に置いておくことは危険です。もし見つかったら、怒られはしませんが、顰蹙を買うことは分かっています。大人だから関係ないと思うかもしれませんが、お酒に関しては少し厳しい目がありました。そして意味なくぶらぶらとショッピングするということも、私達日本人ほどはしません。ただ目的もなく「ショッピングしたい」と言ってしまうと、無駄遣いが好きな日本人と見られてしまいそうで、それを言い出すことはできなかったのです。

気にしすぎということもありますが、そういう気を使っていたので、素直に買い物に行きたいとか、飲みに行きたいということが言い出せずに、非常に禁欲的な生活を送っていました。

語学留学の行き先として、カルガリーはとても快適な街でしたが、行ってみてこんなにバスの便が悪いということと、買い物をするのに困るとは思っていませんでした。

今でも時々カナダへ仕事で行きますが、カルガリーの地名を聞くと、頭に浮かぶのは「買い物がしにくい!」ということなのです。ぶらぶらと繁華街を歩いたりしないカナダ人は、とてもえらいなあ・・・と、今でも感心してしまいます。

繁華街の多い、バンクーバーやトロントにしておけば、もう少し違った過ごし方ができたのかもしれませんね。そんな、私が困ったカナダでの語学留学の話でした。

 

(ハンドルネーム カナナスキス 留学した時の年齢27歳 女性 滞在都市 カルガリー)