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エアーズロックで旅行ガイドの仕事をしました/オーストラリア ワーキングホリデー体験記

オーストラリアへは短期留学や旅行など何度か訪れたことがあり、ワーホリを取得したことがなかったため、30歳前にワーホリを利用することを決めました。就労先は渡豪してからでも見つけることができるとわかってはいましたが、ビザ取得の手続きをしながら、事前に日本でインターネットや英字新聞などで探しました。

カナダで現地ガイド経験があったため、履歴書と職務経歴書を送付するとすぐに採用の知らせが到着。オーストラリアの中心に位置するエアーズロックでV.I.P Toursという旅行会社での採用でした。

 

エアーズロックで旅行ガイドの仕事

ケアンズを経由し、エアーズロックへ。空港には会社のオーストラリア人ドライバーのピックアップがあり、会社へ訪問後寮へと案内されました。ワーホリやビジネスビザで働く日本人ガイドが7~8名いました。

エアーズロックはウルル・カタジュタ国立公園にあり、朱色の砂漠に囲まれて公園内はスーパーや土産店、ホテルなどごく限られていました。園内のさまざまな施設で働く人は皆、同じ建物がいくつも立ち並ぶ寮で生活をしました。

ガイドの仕事は翌日からスタート。研修生として先輩のバスに3日間乗せてもらい、研修期間にエアーズロックにも1度だけ登りました。

空いた時間は図書館で調べ独学し、5日後にガイドデビュー。先住民アボリジニの話やオーストラリアの歴史や文化などは興味があったため、覚えることは全く苦になりませんでした。

また、砂漠気候であるため、朝晩と日中の温度変化が激しく、1日に春夏秋冬があるようでした。空気の乾燥もすごく、喉が痛くなったり肌ががさついたりしましたが、化粧水、保湿クリームを多くすること、水分を小まめに補給することですぐに解決しました。

エアーズロックのサンライズ、サンセットは美しく何度見ても飽きません。また、満点の星は肉眼でも確認できましたが、星空観賞ツアーに参加して望遠鏡で星を見たり、ラクダに乗りながらエアーズロックやその他の岩を見たりと、休みの日も十分満喫しました。

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同じ会社の支所があるダーウィンへ

3ケ月間、エアーズロックで仕事をした後は、同じ会社の支所がある北部のダーウィンに移動しました。

ダーウィンは、エアーズロックとは打って変わってさまざまな店や住宅などが立ち並ぶ街でした。自分で住居を探す必要がありましたが、家具付きの短期の賃貸はたくさんありすぐに見つけることができました。

ダーウィンではツアーの時間や種類が多く覚えることはたくさんありました。入り江ワニが生息する川を船で行くジャンピングクロコダイルツアーでは巨大なワニを間近で見ることができ、また餌を吊るしてジャンプさせるというパフォーマンスも人気でした。

また、イエローリバークルーズでは珍しい野鳥や見たこともないような動植物を眺めながらゆっくりと進み、大自然の魅力と生命に対する感動を覚えます。1つの会社で就労できる期間は6か月が最長でしたので、ダーウィンでの仕事も3ケ月間でした。

 

残り半年は旅行、スキューバ…

残された半年は働かず、同じガイド仲間と旅行することにしました。

まずはケアンズへ行き、スキューバダイビングの免許を取得しました。オーストラリアで一番辛かったことが、この免許を取る際の船酔いでした。何度嘔吐したことか・・・。

その後はレンタカーでブリスベン、ゴールドコースト、シドニーへとゆっくりと南下しました。帰国する前にタイのタオ島へ行き、数日間ダイビングをしました。ゴールドコーストとは違う深海を満喫できました。

カナダで語学留学をしていたため、最初はオーストラリアの英語に少し戸惑いを感じましたが、気が付けばAussie Englishを話していました。現地の人に「カナダにいた?」と必ず聞かれていたのが、全く言われなくなり半年間ですっかりAussieになれたようです。発音や単語、言い回しなど全く異なる語が多く勉強になりました。

 

(HN:しなもん 当時の年齢:28歳 性別:女性 滞在した都市:エアーズロック、ダーウィン)