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「ドライブ旅行でカンガルーと衝突!」/オーストラリア・パース【ワーキングホリデー体験記】

オーストラリアにはワーキングホリデービザで1年間いました。3か月はシドニー、3か月はケアンズ、6か月はパースです。

費用は、航空券や保険料など入れても50万円以内です。滞在中の旅費や食費などはほぼ、現地で働いたお金で賄いました。


●楽しかったこと

オーストラリア内を車で旅行することです。

現地ではじめて会った日本人と、いきなり同じ車でやテントの中で寝て、一緒に24時間行動するのですが、人間関係も面白かったし、車なので行きたい場所に無計画で行けるところも良かったです。

最初に、ケアンズからアリススプリングスのエアーズロックに向けて出発しました。本来のゴールはパースでしたが、中古の車で、2日目にして案の定車の冷却システムが故障してしまい、最高速度は70キロ、2時間毎に1時間の休憩を取りながらゆっくり移動するはめになりました。しかし、そのおかげで、ガンガンに日本の音楽をかけて、大声で歌いながら、ゆっくり流れゆく風景を楽しみました。

同行していた子たちは、ある日野宿する場所で、たまたま出会った中学時代の同級生。しかも、その人たちは同級生同士で結婚してカップルで車で旅をしていました。中学卒業以来会っていない3人が、オーストラリアのど真ん中の砂漠でたまたま偶然出会って奇跡には大変驚きました。私自身も、違う場所ですが、日本で同じ空手教室に通っていた子と偶然出会いました。

また、別のメンバーで別の車で、パースから、ダーウィンまで車で旅をしたけど、その間は、2回もカンガルーと衝突してしまいました。どちらも、軽い接触事故でしたが、衝撃はかなりのもので、車のライトが壊れたりもしました。カンガルーはぶつかった後もそのまま逃げていったので、軽傷だったのではないかと思います。

よく、夜中にこのような接触事故は起こるらしいのでうが、まだ、16時頃で完全に明るいときだったので、本当にびっくりしました。

 

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●困ったこと

同じ家や部屋を共有するため、多発するシェアーメイトとのトラブルです。

部屋を貸す側としては、綺麗に、静かに使ってもらいたい気持ちはよく分かりますが、それに対して、部屋を貸してもらってる側はそれなりのルールをきちんと守っているつもりでも、やはり、きちんと掃除ができていない、うるさすぎる、人を家に呼びすぎるなどなど、文句を言われてしまい、退去するしかなくなります。

その時も、やれカーペットにシミがついてる、家具に傷がついてると言われて、敷金のようなお金を返してくれないという事態もよく聞きましたし、実際にありました。しかし、自分が部屋を貸す側になると、やはり、借りる側のマナーの悪さなどが大変目につきました。

逆に仲よくなると、何人もいる中で友達同士のいざこざや、中には恋人同士のいざこざに巻き込まれたりもします。そういうことがシェアハウスで起こるととても居心地悪くなりました。

 

●やっておけば良かったこと

コミュニケーション面で楽なので、ついつい日本人同士でつるんだり、行動を共にすることがすることが多かったですが、やはり日本では日本人意外とコミュニケーション図る機会が少ないので、もっと異国の人と行動をともにすべきだったと後悔してます。

例えば、テニス、バレー、バスケなどのスポーツチームに入る。ボランティアをする。お金をかけなくても、そういう機会を作ることができたのに、入会するまでの情報収集や、連絡をとることがおっくうで行動に移さなかったことがとても悔やまれます。

あとは、なんでもいいから英語の授業で資格を取得すればよかったと後悔してます。少しでも興味を持ったものは、語学学校に通うよりも、語学の勉強にもなり、さらに資格もついてくるので、そういう選択をしなかつたことがとても残念です。

 

●ワーキングホリデーを選んで良かったこと、エピソード

日本人でも、異国の人でも様々な人に出会い、様々な考え方、価値観、文化の違いを生の声で教えてもらえることができてとても感謝してます。日本の中だけで生きていては決して感じたり、考えることがなかったような変化が、今の自分にとってとても価値があると思います。

ワーキングホリデーは働ける時間も学生のビザの人より長いですし、しかも、ビザの料金も安いのでとても便利なビザだと思います。今では、ある条件を満たすと、オーストラリアに2年間もいることができますし、ワーキングホリデービザで来豪できるなら是非お勧めします。

一番よかったことは、今の旦那と出会い、家族ができたことだと思います。旦那との出会いも、バックパッカーの同室の子が体調不良で行けれなくなったアルバイトの代理で行った、一日で今の旦那と偶然出会いました。お互いはじめて会った時から、今までの出会いとは違う感覚がありました。周りの友達もオーストラリアで出会って、結婚まで至っているカップルは日本人同士を含めても、80%以上はいると思います。

カナダにも一年いましたが、このような結婚まで至るケースは少なかったので、オーストラリアって、なぜか不思議な出会いのパワーがあるなと思います。

 

(HN:パース 女性)