「日本語の通じる病院と海外旅行保険のありがたさ」/ワーホリでシドニーをおすすめする理由
私がワーキングホリデーの最初の街に選んだのは「シドニー」です。
なぜ、ここを選んだのかと言うと理由はいくつかありますが、全てに共通して言える大きな理由は「日本語が使える場が多いこと」です。
英語を学びたくてオーストラリアに来たのも確かですが、当時の私の英語力は挨拶程度。とてもじゃないけれど現地の人とスムーズに話せる英語力は皆無でした。
日本のエージェント会社の人と相談して勧められたのがシドニーです。シドニーはオーストラリアでは一番大きな街なので、それ故に住んでいる日本人もとても多いです。
■日本語の通じる病院と、海外旅行保険のありがたさ
その有難さを一番に痛感したのは「医療機関」です。
海外に住んで一番心配なのは健康面です。いつ如何なる状況で病院に行く必要が出てくるかもしれません。
シドニーには日本語の通じる病院が何軒かあり、また週末もやっているところもあるのでこれには本当に助かりました。
そしてそのような病院では日本から加入した「海外旅行保険」も使えるので、その場でお金を支払う必要もなく、手続きは病院がやってくれるので金銭面での心配もいりません。もちろんこのようなキャッシュレスサービスはAIUなどの日本で加入した保険であることが必要です。
また、オーストラリアは医療費がとても高いので、来る前には必ず保険に入ってくることをお勧めします。薬代や検査代もキャッシュレスなので安心です。
■シドニーは日本人向けの仕事が多い!
次にシドニーがお勧めな理由は「仕事が多いこと」です。大きな街なのでお店も多く、選ばなければ仕事は簡単に見つけられます。
選ばなければ、という意味は、もちろん乏しい英語力ではローカルの仕事は無理ですが、あちこちに存在している「日本食レストラン」ですと大げさに言えば到着した翌日からでも働くことはできます。
お給料は現地の人に比べるとずっと安いですが、それでも何より英語力が乏しくても、スタッフはほぼ日本人なので何でも日本語でやりとりすることが出来ます。
もちろん現地のお客さんとの会話は英語ですが、注文などですと決まり切った英語しか使いませんし、万が一分からないことがあってもすぐに他の日本人スタッフに聞ける環境は助かりました。
そしてワーキングホリデーの人々には大変有難い「賄い」がついているのも魅力です。ほとんどの日本食レストランでは仕事前か後に美味しい日本食の賄いが食べられるのでこれも嬉しかったです。
■シドニーは日本食スーパーが多い!
あとは、シドニーには「日本食スーパーが多い」というのも魅力です。田舎の都市に行くと、このスーパーの有難さがとてもよく分かります。
私がシドニーのあとに移動した都市はあまり日本人のいない小さな街だったので、狭い日本食スーパーが一軒しかありませんでした。
基本的な調味料等はそこで買えますが、圧倒的に品数も少ないですし、また値段がとても高いので数ヶ月に一度くらいしかそこには行けませんでした。
しかしシドニーには何軒か日本食スーパーがあり、品数も豊富で、もちろん値段は日本に比べたら高いですが、私が移動した小さな街よりはずっと安いです。
また、値段は3倍弱しますが日本の100均一のお店も何軒かあるので、とりあえずお金を出せば何でも手に入ります。
■シドニーは日本人コミュニティが発達している!
そして最後にシドニーがお勧めな理由は「日本人コミュニティが発達していること」です。
シドニーには何軒も日本の留学エージェントや旅行会社があり、そこに行けば必ず日本人のスタッフや学生やワーキングホリデーで来ている人々がたくさんいるので、友達もすぐに出来ますし、孤独を感じることは全くありません。
日本語で書かれた現地の情報紙などもそのような場所やレストランにたくさんありますし、インターネット情報は常に更新され住まいや求人の情報で溢れているので「明日からの生活を一人でどう暮らしていこう」などと不安になることは一切ありません。
■まとめ
以上の理由から私はシドニーをお勧めします。
しかし「日本語が簡単に通じて日本人がたくさんいるので安心」という環境は誰にとってもいいとは限らないと思います。
「日本語を遮断し、英語だけで暮らしていきたい」と思っている人には向いていないかもしれません。あくまで私がお勧めするのは「海外経験が少なかったり初めてで、英語力が乏しい人」向けです。
私はシドニーで最初の1年を過ごしましたが、シドニーにして本当に良かったと思っています。
生活する面では何も心配したり困ることはないので安心な街だと思います。
(HN:KH 留学時の年齢:30 女性 滞在した都市 シドニー)