語学留学とワーキングホリデーの読みもの

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オーストラリア・ゴールドコーストで楽しかったこと/「ホテルマンのアルバイト」【ワーキングホリデー体験記】

26歳までアルバイトでお金をためて、オーストラリアのゴールドコーストにワーキングホリデーを使って語学留学しました。

アルバイトでためた金額だけでは1年生活するくらいが限界だったので、ワーキングホリデーを利用してお金を稼ぎながら、英語の勉強をしていました。

日本でも英語は熱心に勉強していたので、渡航してからは語学学校などは通うことなく、ワーキングホリデーで働いて、バーやカフェなどを利用して現地の人に話しかけて語学を習得するという方法をとりました。

オーストラリアは、最低時給が1600円と、日本と比べてかなり高額ですから、生活するにはあまり困らない状態でした。もっとも、10年前はオーストラリアの物価もかなり安かったのですが、現在では物価が高騰してしまっています。

 

滞在先に選んだのはゴールドコーストのサーファーズパラダイスという地区。

世界的に有名なビーチがある観光地で、現地のマリオットホテルというところで働くことにしました。

語学の面ではあらかじめ英語は勉強していたので、英語で生活できるという環境自体がとても楽しかったのを覚えています。

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■ホテルマンとしての仕事

ただし、大変なのはホテルマン(レストランのウエイター)としての仕事を覚えていくことでした。料理の運び方から料理の内容まで、すべて把握してお客さんと接しなければいけません。

仲間たちはみな陽気で、アジア料理の鉄板焼きレストランでの仕事ではシェフと仲良くなり、ホールを盛り上げることができました。

このレストランは、シェフの鉄板焼きがお客さんの目の前で行われるため、アクロバティックな調理を見ることができます。

当初は緊張やウェイターとしての仕事に不慣れな面から自分を表現することができませんでしたが、次第に仲間と打ち解けるようになり、仕事が楽しくなってきました。

 

■4つ星ホテルのマリオットホテル

マリオットホテルは有名な4つ星ホテルなので、仕事場に入るときも自分が一流のホテルマンとして活動できている感覚を味わうことができました。

1つのテーブルに1人のシェフ、1人のウェイター(ウェイトレス)が担当して、お客さんを接待します。

この仕事で一番楽しいのは、VIP客を迎え入れることができたときです。

有名なスポーツ選手はもちろん、アメリカのセレブ、日本の芸能人のお客さんのテーブルを担当したときは緊張とともにやりがいと楽しさを感じました。

ウェイターという立場ですが、自分から積極的に話しかけて場を盛り上げ、食事を楽しんでもらいます。

ちょっと不機嫌なお客さんでも、自分の対応で元気になってもらえたときなどは、帰り際に「thank you」の一言があり、嬉しさを感じました。

 

■プライベートについて

職場の仲間はみな陽気で、一緒にいて楽しく、プライベートでも親交が深まりました。

オーストラリアは裕福な人が多く、治安も良いため、住んでいる人やスタッフとも総じて温和なかんじでした。

滞在したのはハウスシェアといって、家主が立てた家の一室を借りるという、日本でいう下宿のようなかんじです。ここでも家主の方の人柄に助けられて、自宅でも職場でも楽しい時間を過ごせました。

 

ワーキングホリデーといっても、真摯に勉強と仕事に取り組んでいけば、自然と道は開けていきます。

ホテルから正式に仕事のオファーを受けて続けてくれないかと言われたときは、本当にうれしく、来てよかったと思えました。

海外でのワーホリ生活は楽しさもありますが、語学を勉強したり、自分の仕事の幅を広げるチャンスです。仕事での衝突もありますが、それ以上に日本とはまったく違う楽しい環境がありますから、情熱に変えて頑張ることができます。

 

ハンドルネーム:H.N
留学時の年齢:26歳
性別:男性
滞在都市:ゴールドコースト(サーファーズパラダイス地区)