語学留学とワーキングホリデーの読みもの

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「オススメは田舎へ行くこと。メルボルンから電車で1時間の町」/オーストラリア留学を選んで良かったこと

ワーキングホリデーのいいところは、とにかく安い(オーストラリアの場合、出発前に必要なのはビザ代約4万円ちょっとと航空券代)、条件はあるけれどアルバイトができる、語学学校に通える、自分の好きな事だけを自分で考えて組み合わせられるところです。

 

■ワーキングホリデーを決めた理由

大学卒業後、海外と取引のある企業に就職し、沢山海外の方とやりとりをする仕事をしながらも、事務職だったので、実際に海外に出張したり、メールでやりとりする相手に会う機会はありませんでした。そんな中で、英語をもっと勉強したい、海外に住んでみたい、海外で働いてみたい、という夢がふつふつと大きくなっていきました。

きちんと決断したのは31歳の誕生日の6日前。

実は、ワーキングホリデー、31歳の誕生日までに申し込めば、出発時の年齢に31歳でも大丈夫なのです。

なんとなく行きたいと思うようになってから、いくつかの留学・ワーキングホリデー支援の代理店の説明会を受けてみて、恐らく自分ひとりで行っても大丈夫だと考えていたので、決断してから、バタバタとオンラインでビザの申請・健康診断をして航空券を取り、パパッと出発してしまいました。住む場所は暫くはホテル、その後ガムツリーというサイトでルームメイト募集を検索し、シェアハウスに移り住みました。

 

■問題の語学力…

ワーホリ留学前のTOEICは600点程度、いざとなれば日常会話はできるかな、と甘く見ていましたが、実際まったく言葉がでてこず、特にネイティブの方の言葉は、聞いてもわからない、聞いて理解しても返すボキャブラリーがない・・という燦燦たる状況で苦労しました。

しかし、あえてルームメイトをオージーのカップルにしたこと、語学スクールを日本人が0人のクラスだと確認してから申し込んだことで英語になれる環境を作り、まずは耳を慣らすことを目標に、なるべく日本語をつかわない生活を心がけました。

語学学校は、英語が母国語でない人、且つ現地で大学に行きたい人のための英語コースでしたが実際内容はゆるやかで、70歳代のおばあちゃんも含め14カ国からの生徒さんがいて楽しいコースで特にライティングとディベートが面白かったです。

 

■オススメは田舎へ行くこと

私のおすすめは、少し田舎にいくこと。私はメルボルンから電車で1時間の町を選びました。

そうすると日本人はおろかアジア人が少ないので英語に触れやすいし、コミュニティが小さいので仕事を探しやすいからです。

難点はひとつだけ、日本食レストランが少ないこと。

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■オーストラリアは移民の国

オーストラリアは移民の国です。なので、人種が違っても気にする人が少ないし、少なくとも1年弱のワーホリ期間中、だいぶ田舎へ行ったときも含め、悪い意味で差別されたことはありませんでした。また、やる気と能力があれば仕事でも使ってもらえます。

私のいた町は、日本人が少ない町であったにも関わらず、中高で日本語の選択クラスがある学校が何校かあった為(最近中国語に切り替わっている学校も多い中でラッキーでした)、私が日本人であるだけで、教える資格がなくても家庭教師にと雇ってもらえました。

また、フィットネスジムにかよっていたところ、そこで働いてみないかと声をかけていただき、そのまま英語がはちゃめちゃなフィットネスインストラクターとしてもデビューもできました。

この二つの仕事は、田舎だったからこそ「こんな珍しい人がきたよ」というクチコミで得られたものです。おかげで語学面も海外で働くという一応の夢もかないました。なので、行動力があり、挑戦が大好きな人は、オーストラリアへのワーホリ、とってもおすすめです。

 

オーストラリアへワーキングホリデーをして、本当に良かったです。行動力のある人であれば、きっと海外でのワーキングホリデーを充実したものにできると思います。

 

 

(HN:かめこ ワーキングホリデー時の年齢:31歳 性別:女 滞在した都市:メルボルン)