「3ヶ月で60万ほどの費用がかかりました」／カナダ・バンクーバー語学留学

カナダ・バンクーバーに3か月間の個人語学留学をしました。

関西空港からバンクーバーには直行便が飛んでいるので、はじめての1人旅ということで乗り継ぎをする必要のないエア・カナダの約10万円の往復チケットを購入しました。

日本を出発前に3か月間の語学留学先・ホームステイを決めていたのでその費用約2500ドルを先に振り込んでありました。これには空港までの出迎えが含まれています。語学学校に到着後ホストファミリーが迎えに来てくれ、ノースバンクーバーのステイ先まで車で行きました。

学校はダウンタウンにあるのでバスパスを購入し、一日目は同じくダウンタウンで仕事をしているホストファーザーが出勤時間を合わせてくれて学校までのバスの乗り方や番号、バス停からの道を教えてくれました。帰りは友達とバス停まで行き、一人で帰りました。

f:id:newyorker24:20160407173435j:plain

■語学学校について

9月から11月という夏休みを避けた時期を選んだので、先生によると語学学校も少し生徒が少なめ（夏に比べて）ということでした。

最初の筆記と口頭のプレイスメント・テストが行われ、レベルごとに分けられた約15人前後のクラスに入ることになります。教材は学校側が用意をしてくれるので、自分で必要なものは筆記用具・辞書といったものでした。

学校全体で見ればアジア人（日本・中国・韓国）の生徒と南米（メキシコ・チリなど）の生徒が大多数を占め、あとは東南アジアや中近東が少数という感じでした。私は同じクラスのタイ人の女の子と仲良くなり、彼女と一緒に行動をすることが多くありました。各国とも生徒の年齢は10代後半が少し、ほとんどが20代で、ごく少数の30代といった感じでした。

■積極的に英語で話すことが大事

やはり同じ言語同士が集まると日本人だけでなくほかの国の生徒たちも母国語で会話をしがちで、自分から積極的に英語で話をしようという姿勢を貫くことが大事だと思いました。
これは授業中も同じで、南米の生徒たちは積極的に英語で話をしているように見えるのですが、実はスペイン語のまま話をしていたりといったことも後日、少し英語に耳が慣れてきたころに気が付きました。でもその積極性は見習わないといけないなと思いました。

平日は宿題が出されましたが、金曜日にはなく「積極的に外で英語を話しましょう」という感じでした。

■授業以外のイベントについて

私は午前・午後ともに授業のあるフルタイムに申し込んでいたので、金曜日はランチの時にピザをオーダーしてそれを食べた後、生徒と先生と一緒にアクティビティでグランビル・アイランドに出かけたり、アイススケートをしに行ったりもしました。

他にも週末を使って日帰りまたは1泊2日の旅行なども企画されていて、これは別途に費用を払って参加をします。担任の先生の家でクラスメートたちと一緒に一人10ドルずつ出し合いロブスターを茹でて食べたのも楽しかったです。

もちろん個人的に友達同士でロッキー山脈やアメリカ・シアトルへの旅行に出かけたり、バンクーバーを本拠地にするアイスホッケー、フットボールなどのプロチームの試合を見に行くということもしました。

また滞在中にバンクーバーでは記録的な大雪（10ｃｍ）があり、友達と出かけるためバス停でバスを待っていたのに一向にバスがやってこなかったなどというのも良い思い出です。

■ホストファミリーについて

ホストファミリーはネイティブ・イングリッシュ・スピーカーのお父さんと英仏バイリンガルのお母さん、英仏バイリンガルの10歳の男の子、英語と少しのフランス語を話す5歳の女の子の4人家族でした。

私はベッド・机・クローゼット・タンスのある一部屋とその横にあるバスルームを使っていました。

車ですぐ裏にあるサイプレス・マウンテンまで連れて行ってもらったり、子供たちの通う学校の中を見に行ったり、スーパーへの買い物について行き日本と違う店舗の広さ、カートの大きさ、果物・野菜の量り売りなどを知ることが出来ました。10歳の男の子はアニメが好きだったこともあり日本のアニメについて話をすることが出来ました。

3か月の語学留学が終わり、ホストファミリーにバンクーバー国際空港まで見送ってもらったときは涙が出てきました。

全体の費用としては航空券に10万円、学校に25万円、お小遣い（バス代なども含む）に15万円、海外旅行保険に3万円などで60万円ほどになりました。それ以外にも念のためにクレジットカードを持って行きました。